GRAPHIC PASSPORT & アール・デコの館
展覧を2つ。
【 TOKYO GRAPHIC PASSPORT @3331 ARTS CHIYODA】
10/28〜31までの企画、連日ワークショップも開催されていたようで。
僕はExhibitionのみを観て回った。そんなに面白くはなかったかな、もっとクリエイター気質の人なら楽しめるのかも。
むしろ企画自体よりも、3331 Arts Chiyoda それ自体の方にそそられた。廃校を利用してつくられたこの施設、確か改修前に一度訪れている(大友良英の展覧だったか?)んだけど、ほぇーいい感じに変わっちゃって。アートスペースとしての機能は持たせつつ、残すべき面影はしっかり残してる風。(規模はやや違うけど、フィンランドにもKAAPELIという施設がありまして。それはまたいつかの機会に書きませう。)
ARTS CHIYODAに向かった足でそのまま庭園美術館へ。
この日は天気が曇りだったので、「どうせなら夜を狙って行ってみよう」と思い立ったが吉と出た。吉日。
ライトアップされた美術館と庭園、なかなか乙なものでした。
意外と混んでた。
当時を懐かしむ人、想像する人…。しかし貴方達、写真撮影可だからってやたらとパシャパシャやり過ぎではないですかい。もっと見ればいいのに、なんてことを考えながら。
いつもは展覧の"裏方"的な存在のお屋敷が、今日は主役。
その途端、ちょっとした装飾・家具や調度品・壁紙・電灯…"そこ"が一気に浮かび上がってくる。歴史的な背景を知れば知るほど、どんどん楽しくなってくる。
奇しくも、新たに生まれ変わったアートスペース・歴史にひとまずの区切りをつける美術館の2つを観て回るというFine Dayになりましたとさ。