「尊敬」ってぇ言葉があるけど、僕はこの言葉、あまり好きじゃない。


自分で言うのはどうかと思うけど、まぁこれでも中学生時代、僕は割と何でも出来る人間で(笑)、リーダーシップを執って色々言ったりやったりしてたわけで。

だから「すごい」とか「尊敬してる」とか言われてちやほやされることもあって。(今考えると、中学校というごく限られたコミュニティの中だったから、そういう人間だと”勘違い”されることができたんだと思う)


中学ん時は、そう言われていい気分になったし、全然違和感はなかったんだけど。
今になって(特に)元中の友達からそういうことを言われると、くすぐったい反面、なんだか寂しい気分になる。


そこには、中学時代の、”すごい””尊敬される”人間だった自分の亡霊を、いい加減消し去りたいという思いとか、あまりに身分不相応なその言葉に対する、自分への苛立ちとか、要因はいろいろあるんだろう(けど、今はそこにはあまり触れない)。



「尊敬」っていう言葉には、文字通り「尊い敬う」だけでなく、同時に、相手を突き放すような、自分と相手の世界に壁を築いてしまうような、君は土俵が違うんだよと言われてるような、そんな冷たい感じがする。「尊重」だとか「信頼」という言葉とは違って。

出来ればそう思いたくはないし、自分が”尊敬”されたくないわけではないんだけど、そう感じてしまうんだからどうにもならないんだよね(ひねくれてるなぁ、こいつ笑)。
そりゃ自分だって身近に尊敬してる人はいるし、そういう人には「尊敬」という言葉を使(ってしま)うけども。







ある人から聞いたのだけど、男女間の関係というものは、立場が対等でない限り、友人同士の関係から恋愛関係にはならないらしい。
まぁ当たり前と言われればそれまでだけど、「尊敬する」ってことと「好き」っていうことは根本から別の話なんだよね・・・。頭でわかってはいるけど、若干悲しくはある。笑








なんか中学ん時の友人をあれこれ言ってるような感じになっちゃったけど、そういうことが言いたいのではないので。単に自分の気持ちの持ちようの問題。


まぁ僕が「尊敬」という言葉に対してどう感じようが、世界に与える影響はほぼ皆無なのでどうでもいいっちゃどうでもいい話。