どうも僕です

あけましておめでとうございます。








心がわりは何かのせい? あまり乗り気じゃなかったのに
東京タワーから続いてく道 君は完全にはしゃいでるのさ


人気のない秋の渚 ぼくらだけにひらける空
"元気でいて"とギュッと抱きしめて 空港へ先を急ぐのさ


遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる


遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる


そして君は摩天楼で 僕にあてハガキを書いた
こんなに遠く離れていると 愛はまた深まってくの と


それで僕は腕をふるって 君にあて返事を書いた
とても素敵な長い手紙さ 何を書いたかはナイショなのさ


遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では 太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる


遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる


そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど


遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ!
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる



                       ぼくらが旅に出る理由/小沢健二

2009年、はじめの曲。




この曲を。