君の居るところ

住む世界があまりにも違いすぎて、


電話の向こうで話しているはずなのに、
一緒に歩いているはずなのに、
笑顔でそこにたたずんでいるはずなのに、



君は一人、どんどん遠くに霞んでいってしまう。




引き留めたいけど、ついていきたいけど、
どうあがいても無理、だって住む世界が違うから。





ねぇ、どこにいるの。何も見えないよ。