ダメ金

忘れたくても絶対に忘れられない、そんな昨日の出来事をわざわざ日記に書き起こす必要なんてない、というかすごく嫌だったのですが、大分落ち着いたことだし書くことにします。


「3番、K井高校」というアナウンスを聞いた瞬間は本当に"茫然自失"、「嘘だ」を連発する友人の横で、ただどこかを見つめていました。こんなにショックだとは・・・。


心底悔しかった。あんなに涙を流したのはいつ以来だろうか。地区大会を突破できなかったという事実以上に、本番でお粗末なミスをした自分の不甲斐なさ、そしてなにより最後のコンクールだった3年生への申し訳ない気持ちでいっぱいで、目を見ることすら出来ませんでした。
先輩に「謝るな」と何度も言われたけれども、やっぱり「ごめんなさい」これだけは言わせて下さい。


暫くしたらもうみんなケロッとしていて、いつも通り阿呆なことしてたけど、心のどこかではまだ現実を受け入れられてなかったはず。時が経って、この出来事が青春の、いや人生の1ページになったとしても、この後悔と悲しみは絶対忘れないでしょう。


県大会に進めずに予定がすかすかになって、あぁ、やっぱり自分はこの部活が好きなんだなぁと。部活のない日々がこんなにも恐ろしいとは。


まだ沢山思うところはありますが、上手く書けないし、思い出すとまた涙が出そうになってしまうのでもう止めにします。それにこんな話、誰も望んでないでしょ。





3年生には、本当に悔やんでも悔やみきれないくらい悪いことをしました。ごめんなさい、本当にごめんなさい。