新宿の路地を行く

少し考えなければならない悩みができた(というか、昨日初めて自覚した)ので、なんとなーく午後から外に出ました。神田川沿いに歩いて西新宿方面へ。最初のウチはあれこれ考えながら歩いてましたが、そのうち「家で考えよう」という結論に達し笑、散歩を楽しむことにしました。と言ってもなんせ新宿。駅からは相当離れてるとはいえ交通量は多いので、なるべく人通りの殆どない路地を歩きました。最近、前に読んだ一冊の本に影響されて、自分の知覚できる音を意識的、自発的に「聴く」というのにはまってまして笑、今日も「音」に注意しながら歩きました。で、これが面白い。普段は気にも留めない色々な「音」が聞こえてきます。静かな場所に微かに聞こえる、鳥(すずめかな?)の鳴き声だとか、遠くに聞こえる救急車のサイレンだとか、風の音、それにざわめく植木(というのか?)の音だとか。


ただ…ただ、新宿だからなのかそうでないのか、発見があって、「面白いなぁ」と感じても、その後になにも残らないんです。確かに路地裏は静かでしたが、静か以外の何もない。ただ静かなだけ・・・言葉に表しにくいんですが、森の中(で注意して「聴く」というのをまだやったことはないのですが)とかの落ち着くような静けさではなく、なんていうか、空虚な気持ちになってしまう。目の前の風景がコンクリートばかりだからなのか、はたまた自分の問題なのか・・・なんて考えながら1時間ほど歩きましたとさ笑 この感じ、わかる方いませんかねぇ…